長南光さん

「食の都庄内」を支える庄内人 vol.11


知憩軒

女将

長南光さん



長南さんは鶴岡市西荒屋で農家レストラン「知憩軒」を営んでいます。
「知憩軒」では長南さんがいつも笑顔で出迎えてくれ、その時々の地元の旬の食材を味わうことができます。また、まるで田舎の実家に帰ってきたようなゆったりとした時間を過ごすことができます。
そんな実家の母のような優しい雰囲気を持つ長南さんにお話を伺いました。

素材を生かす味つけ
― 料理の工夫や、こだわりはありますか?
知憩軒 料理

工夫と言いますか、素材そのものの味を楽しんでいただけるように、薄味で味つけしています。そして、農家の暮らしを実感してもらいたいので、変わった料理ではなく、ご飯に一番合う普段の農家の食事をお出ししています。
また、昔は冷蔵庫がなかったため、魚に火を通して食べるのが海から離れた里の料理でした。その土地を肌で感じ、舌で味わってもらい、五感全てで楽しんでもらいたいです。


例えば春は山菜。庄内の山菜は雪の下でじっと寒さに耐えながら栄養を蓄え、雪が溶けると一気に伸びるため、やわらかくて甘くおいしいです。夏は自分の畑で採れるナスやトマトなどが新鮮でおいしいですよ。
口コミで広がる人の輪
─ お客様はどちらからの方が多いですか?
やはり県外からのお客様は多いです。一度泊まってくださったお客様の口コミのおかげで、今では全国からお客様が来てくれますよ。特に関西、九州からのお客様は食文化や風景が全く違うので刺激を受けているようです。
『ばんけ味噌(ふきのとう味噌)』や『わらびのたたき』は、この地方独特の料理なので、とても驚かれます。また、食文化などの話をしても、大きな違いに驚かれる方が多いですよ。


自然に恵まれて
─ 櫛引地区の魅力はどんなところですか?
ヤギの写真。かわいい子ヤギの姿も。
櫛引地区は、果物の栽培が盛んです。果物の栽培に適した気候と水捌けの良い肥沃な土壌が特徴で、ここに来れば山形県で採れる果物は全て手に入るほどです。また、果物以外にもおいしいお米や野菜が栽培されています。
農村の応援団
─ みなさんに伝えたいことはありますか?

農村文化、食べもののおいしさをお客様に理解してもらいたいです。宿泊して農村の暮らし、すんだ空気や癒しの空間を体験し、お米や野菜を食べてもらってお米や野菜の大切さ、農村が大切だと理解してくれる“農村の応援団”を増やしたいですね。


長南光さん  Chounan Mitsu

知憩軒 女将

〒997-0332
山形県鶴岡市西荒屋宮の根91
TEL:(0235)57-2130
FAX:(0235)57-4185
食 事 昼のおまかせコース---1,200円
おむすびランチ--------650円
夜のおまかせコース---2,100円
営業時間 午前11時〜午後2時
午後5時〜9時
定休日 火曜日
宿 泊 素泊まり---------4,000円
食事付(2食)---6,000円
宿泊人数:5名
(台所付なので自炊もできます)
年中無休
※おむすびランチ以外は予約制です。
予約は前日のお昼までお願いします。

ゆったりとした癒やしの空間で旬の物を美味しくいただいてきました。
それぞれ優しい味の中にも、しっかりとした香りと甘さがありました。
お茶は“カワラケツメ”という豆科のお茶で、香ばしさと風味がある美味しいお茶でした。
(取材日:2011年5月18日)
 

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