友江ふき

庄内のおいしい食材

友江ふき

ともえふき

季節「春」


鶴岡市大山地区に古くから伝わる『友江ふき』は、今では地元のごく一部の漬物屋さんでしか味わうことができなくなってしまった幻のふきです。
大山地区の真ん中を悠々と流れる大山川の河川敷で、かつては盛んに栽培されていました。時代とともに河川敷が減ってきたため、絶滅の危機にあります。在来作物は育った土地柄が色濃く反映されますが、このふきも例外ではなく、大山川がもたらす数々の恵みが友江地区の養分となり『友江ふき』のうまみの素となっています。河川敷沿いに住み、栽培を続けていた人たちも、この土地を離れるとともに、栽培をあきらめざるを得なくなりました。
友江ふき

現在、大山川沿いに住まいを持ち、家の前庭で昔ながらの無農薬、無化学肥料栽培を続けているのが、木村弥治兵衛さんです。一般的なふきは背丈が1mほどになるのに対し、『友江ふき』は2mほどにもなり、葉も大きくなるのが特徴です。香りよく、しゃきしゃきとした歯触りが、一般的なふきとは違ってたいへんおいしいのだそうです。しかし、他の土地で栽培を試みてもこの食感とはならず、友江地区の土壌で育ったものでしか本来の『友江ふき』を味わうことはできないといいます。
5月中旬以降『友江ふき』の収穫がはじまります。川砂が混じった土地での栽培は、根の浅いふきにとっては大変萎れやすい環境となります。また、収穫後にはケヤキの葉を腐葉土にしたものや籾殻、こぬかなどをかぶせ、来年に備えます。「手間かがんなんよー」と、まるでわがままを言うかわいい孫を紹介するかのようにお話しくださった木村さん。「ひと雨で生育が全く違う。」と、今夜のひと雨を待つ横顔は、これまで絶やさずに受け継いできた『友江ふき』への愛情と今年のふきを味わえる喜びで、充実して見えました。
友江ふきの漬物

友江ふきの漬物

友江ふき 畑

「友江ふきの漬物」の主な取扱店
漬物処 本長
住所:鶴岡市大山1丁目7-7
TEL:(0235)33-2023/(0120)-330-878
営業時間:8:30~17:10
定休日:無

・友江の弥治兵衛ふき粕漬(4月~)
・友江ふきの粕たまり漬(4月~)
【野菜・山菜粕漬】詰合せ(6~8月のみ友江ふき入)
※期間、数量に限りがありますのでご了承ください。



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