「食材」庄内のおいしい食材

夏の食材

沖田なす

おきたなす

沖田なす
鶴岡市朝日地区に「沖田なす」というとても美味しいなすがあります。6月下旬から10月下旬に収穫され、産直あさひ・グーを中心に、旬の時期には庄内各地のスーパーでも買い求めることができます。
沖田なすの最大の魅力は、なんと言ってもその味の良さにあります。皮が薄く軟らかいのが特徴で、年配の方からも「丸かじりして食べられる」ととても喜ばれているそうです。また、みずみずしい果肉は、なす特有の苦みやえぐみがなく、ほのかな甘みも感じられます。地元庄内ではもちろん、この味を楽しみにわざわざ内陸から足を運ぶ人も多いそうです。
朝日地区で沖田なすが栽培されるようになり長い歴史がありますが、その間には様々な苦労もありました。沖田なすは全体が軟らかいため、枝折れや果実表面に傷がつきやすいのが難点で、さらに病気にも弱いため、栽培全般に丁寧な管理が必要になります。
栽培が難しく、生産者の手間と愛情が味に直結している沖田なす。一時は生産量の増大により、品質の低下や販売不振となってしまいましたが、この味と品質を取り戻そうと、組合長をはじめとする熱心な農家により栽培が続けられてきました。その後、美味しいなすの基本となる土づくりから、食感の決め手となる水の管理、軟らかい茎や枝などを守るための風対策など、様々な工夫と手間をかけて、美味しい沖田なすが食べられるようになりました。
生産者
沖田なす漬物
こうした努力が実り、出荷先の京浜市場でも高い値段で取引きされる人気商品へと成長しました。今は、こうしたたくさんのニーズにどうやって応えていくかが課題です。それには味と品質を保ちながら生産量を拡大させていくことが求められています。
漬物や田楽、煮びたしなどいろんな料理で私たちを楽しませてくれる沖田なす。「まだ食べたことがない!」というあなたも、ぜひ一度、その美味しさを味わってみてください。
沖田なす畑
「沖田なす」の主な取扱先
産直あさひ・グー
住所:鶴岡市下名川字落合183
TEL:(0235)58-1455
営業時間:4月〜10月--->9:00〜18:00
11月〜3月--->9:00〜17:00
定休日:1/1〜1/4(年始)
1月〜3月--->毎週木曜日

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