「食の都庄内」あらゆる「庄内」をご紹介

山形県の庄内地域は、自然、伝統、文化等のあらゆる要素がバランス良く整い、これらがもたらす多彩な“食”に恵まれた地域です。また、その風土にあった作物を伝承し、新たに取り入れ、その価値を高めるため、絶え間ない工夫や努力を重ねてきた“人”に恵まれた地域でもあります。山形県庄内総合支庁では、庄内の多彩な食材と豊かな食文化を活用し、食を起点として、農林水産業、食品産業、観光業をはじめとする地域産業の活性化を進めていく「食の都庄内づくり」の取組みを行っています。

(1)庄内の食材にこだわる料理人を「食の都庄内」親善大使として委嘱し、庄内の食材の素晴らしさを、料理を通じて地域内外へ伝えます。

(2)庄内産食材の認知度向上と販路拡大を図っていくとともに、庄内地域の情報発信や観光と連携した取組みを通して交流人口の拡大を図ります。

(3)庄内の食材は特別なものとの認識の広がりや、庄内が食を目的に訪れる地域になるなど地域自体の付加価値が高まることを目指した「食の都庄内」のブランド化を進めます。
プロモーションビデオ
「食の都庄内」のPR動画をご覧いただけます。

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協力店について
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弁当プロジェクト
庄内の食の魅力がつまった企画弁当です。

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親善大使の皆さん

「食の都庄内」親善大使は、
・旬のこだわり食材を首都圏のレストランなどへ宣伝し、その素晴らしさを伝えます。
・庄内にお越しいただいた料理人やお客様たちへ、食材の良さと生産者のこだわりを伝えます。
・地元の味として欠かせない、在来作物や特産食材の素晴らしさを伝えます。

太田政宏氏(おおた まさひろ)レストラン ロアジス グランシェフ

神奈川県出身。1943年生まれ。東京ステーションホテル、東京会館、アクトレス等を経て、1968年にレストラン欅、1973年ル・ポットフーの料理長をそれぞれ務める。
天真学園の調理科の創設時から講師を担当し、酒田調理師専門学校の洋食調理の高度技術調理師科の講師も務める傍ら、庄内DEC(Development European Food Creation)クラブ(技術の向上を目的とした地域の洋食料理人グループ)の顧問をしながら各種行事にも積極的に関わる。庄内の食文化の第一人者。庄内浜文化伝道師マイスター。2009年度酒田市市民表彰受賞。2010年山形県商工観光功労者(観光振興功労)受賞。地元を中心に庄内産食材の利用促進や食文化の継承、地産地消の推進に尽力している。

メッセージ

朝6時、魚市場には威勢の良い競人の声とともに鮭、ハタハタ、口細カレイ、カヤカリ、アワビ、岩ガキ、川マスなど、鳥海山から100年以上の歳月をかけて湧き出る伏流水や最上川より流れ出る栄養をたっぷり食し育った秋の魚介たちが並びます。赤ネギ、赤カブ、ズイキ芋、庄内柿、梨など、これまたとれたての野菜や果物たち。これらの食材が庄内を知り尽くした料理人の手によって皆様の食卓に上がります。おいしい空気・おいしい水・おいしい料理、ぜひ一度庄内においでください。

太田政宏シェフにおかれましては、令和3年12月16日(木)に御逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表します。

古庄浩氏(ふるしょう ひろし)フードコーディネーター

大分県出身。1953年生まれ。モロッコ日本大使館、大阪第一ホテルなどを歴任後、1999年からは東京第一ホテル鶴岡の総料理長、2006年にはアリス・イン高松・バイ・クーンアリスの総括総支配人、2008年には村川学園・大阪調理・製菓専門学校長を務める。現在はフリーのフードコーディネーターとして活躍中。得意はフランス料理だが、フレンチ、イタリアン、エスニック、チャイニーズなど独自に開発した多国籍料理を提供。特に大阪第一ホテル時代には人気テレビ番組「料理の鉄人」に野村克也氏の推薦で出演するなど、多くのテレビ番組への出演経験を持つ。現在は大阪府を中心とした関西圏にて、庄内産食材の知名度向上と利用拡大を図るため精力的に活動中。

メッセージ

庄内の魅力はなんと言っても恵まれた自然環境でしょう。この地域の野菜、山菜、果物、米、酒などの食材は、大自然の恵みと地中の養分をたっぷり含んだ特級品ばかりです。しかも自然の治癒力が備わっていて、デトックス作用(解毒作用)が働き、免疫力を強化できます。地元食材で作った旬の料理には、味を楽しみながら薬効も期待できます。

奥田政行氏(おくだ まさゆき)アル・ケッチァーノ オーナーシェフ

鶴岡市出身。1969年生まれ。地元高校を卒業後に上京し、イタリア料理、フランス料理、純フランス菓子、イタリアンジェラートを修行。帰郷後に2つの店で料理長を経験し、2000年に在来野菜など旬の地元産こだわり食材を使った現在の店を独立開業。地元食材にこだわり生産者の顔の見えるメニューを提供。2006年「情熱大陸」(TBS)に出演以降は、特に各種マスコミなどからの取材が殺到し、一躍時の人に。同年スローフード協会国際本部主催の「テッラ・マードレ2006」で、世界の料理人1000人(日本から11人)に選出されている。2009年5月には山形県アンテナショップの2階に「ヤマガタサンダンデロ」をプロデュース、東京都からも旬の庄内情報を発信中。庄内浜文化伝道師マイスター。2009年度鶴岡市農業発展奨励賞、同年フード・アクション・ニッポン アワードのコミュニケーション・啓発部門受賞。2010年第1回辻静雄食文化賞に山形在来作物研究会とともに受賞、同年、地場食材の活用や日本食文化の普及に貢献した料理人として農林水産省の「料理マスターズ」を受賞。現在は地元を中心としながらも首都圏などや海外でも活躍中。

メッセージ

ここには昔からおいしい時間が流れています。すべての自然とめまぐるしく変わる季節、標高の高低差に生きている多種多様な生物(食べ物)、そこに出羽三山信仰、北前船の往来、民間育種の歴史が融合し、ここにしかない食文化が時代とともに様々に変化しながら、今日も豊かに流れています。

土岐正富氏(とき まさとみ)日本料理研究家

鶴岡市出身。酒田調理師専門学校卒業後、割烹料理香梅咲、㈱アークベル雅裳苑酒田平安閣に勤務。1994年(平成6)からベルナール酒田及び庄内地区アークベルグループ総料理長を務め、2011年(平成23)定年退職。 1988年(昭和63)から12年間、天真学園調理科の非常勤講師として若手料理人の育成に尽力。全国日本調理技能士会連合会師範、日本調理師連合会師範、2007年(平成19年)全国技能士会連合会調理(日本料理)部門のマイスターに認定。 2004年(平成16)に第18回全国日本料理コンクール郷土料理部門で農林水産大臣賞(最高賞)受賞。2005年(平成17)に山形県卓越技能者等知事表彰を受け、現在は、山形県調理師調桜会(庄内地域の和食料理人の会)副会長、山形県日本調理技能士会副会長として、日本料理の普及活動を展開中。

メッセージ

私は出羽の国で生まれ育ち、庄内の素晴らしい食文化を学べたことを誇りに思っています。庄内地域は世界遺産に匹敵するような自然豊かな環境を持っています。鳥海山、最上川、庄内沖、そして癒しの聖地「出羽三山」そこで育った食材は、当然ながらおいしく、新鮮なものです。これらの食材を使い、伝統文化を守り育てながら新しい料理を研究開発することが楽しみです。 世界中のお客様から庄内に足を運んでいただくよう、「おもてなし」を大切にし、日々新しい食文化の向上を目指しています。

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