白ささぎ・赤飯ささぎ

庄内のおいしい食材

赤飯ささぎ
白ささぎ

せきはんささぎ・しろささぎ

季節「夏」


庄内には温海かぶや民田なすに代表される多くの在来作物がありますが、だだちゃ豆をはじめとする、豆類も数多く存在します。旧鶴岡市内で赤飯に使われる「赤飯ささぎ」もその1つです。
城下町である旧鶴岡市内では、小豆は煮ると皮が割れるため切腹に通じることから忌み嫌われてきました。そのため、小豆に比べて皮が硬く煮ても胴割れしない赤飯ささぎが武士の縁起担ぎとして、赤飯に使われてきたという謂れがあります。赤飯に使うと米の色がとてもきれいな桃色に仕上がるため、色付けとして重宝されてきました。莢の長さが20~30cmにもなるという、大変珍しい特徴があります。
また、莢が月の形に見えることから月豆(ゲットウ)という別名をもつ「らいまめ」は、メキシコ原産の豆で、庄内では「白ささぎ」と呼ばれています。インゲンマメの仲間で、赤飯ささぎとは対照的に10~15cmの小莢が特徴です。ソラマメをつぶしたような平たい形で、つるが2.5mくらいに伸びます。白ささぎは煮豆などに好適で、お茶うけとしても大変、人気があります。
ささぎ

旧鶴岡市内や羽黒地区では古くから栽培され続けており、松浦喜一さん、ふみ子さんご夫妻もその1人です。驚くことに赤飯ささぎも白ささぎも自家用であまりにも身近な存在であったため、在来作物と知ったのはごく最近のことだそうです。平成20年、産直こまぎの開店を機に、赤飯ささぎと白ささぎを名物にしよう!と思いつきました。珍しいという以外にその美味しさに魅かれたお客さんも多く、今では店に並べるとすぐに売り切れるほど好評です。また、料理店からの引き合いもあったりと、予想以上の人気にご夫妻も驚きを隠せない様子でした。今後は、毎年楽しみにしているリピーターのためにも生産数量を増やしたいと考えているそうです。
伸びやすく風に弱いという以外は、さほど手間のかからない赤飯ささぎと白ささぎですが、平成22年の夏は酷暑で、生育が悪く、収量が少なく、大きな被害を受けました。更に、本来、晩秋まで畑で乾かしてから収穫するのですが、秋の大雨でカビが発生し、悔しい思いをしました。収穫を心待ちにしているお客さんのためにも地域が一丸となって、安定した出荷量を確保することが、今後の課題です。
この貴重なこだわりの豆を「より多くの人に食べてもらいたい!知ってもらいたい!」と松浦さんご夫妻は生産拡大計画を思案中です。
①もち米とささぎを混ぜ合わせる。

①もち米とささぎを混ぜ合わせる。

②ふかしたら、赤飯ささぎ入り赤飯の完成

②ふかしたら、赤飯ささぎ入り赤飯の完成


「赤飯ささぎ」の主な取扱店
百万石の里 しゃきっと
住所:鶴岡市覚岸寺字水上196-1
TEL:(0235)29-9963
営業時間:4109:0018:00/1139:0017:30
定休日:1/11/4

※庄内の各産直で販売しています。



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