「食材」庄内のおいしい食材

夏の食材

なつ菜

なつな

なつ菜
なつ菜は、見た目はちんげん菜に似ていますが、葉が大きく、繊維が多いのが特徴です。 茎の部分をかいて収穫するため、かき菜の仲間とも言われています。
ごま和え、お浸しで食べるのが一般的ですが、茹でたなつ菜を生姜醤油で食べるのも美味しいです。どんな調理方法にも合いますし、クセが少ない野菜なので食べやすいです。炒め物で食べる際は、筋がちょっと気になるかもしれませんので、さっと湯がいてから炒めてください。
産直では「懐がし野菜だのぉ。」と手に取ってくれるお客様もいます。そんな懐かしさを与えてくれるなつ菜栽培に取り組んでいる酒田市藤塚の祢津恵さんへお話を伺いに行きました。
祢津さんがなつ菜を栽培したきっかけは、夏場に不足しがちな葉物野菜を産直のお客様に提供できないかと考えていたら、昔母が作ってくれた味噌汁を思い出したそうです。その味噌汁は、塩漬けしたなつ菜とじゃがいもだけの味噌汁ですが、祢津さんはそれがとっても大好きで、またあの味噌汁が食べたいと思い栽培を初めました。初めは露地で少しだけ作っていましたが、今はハウス栽培で30坪ほど作っています。
炎天下の下、ハウスでの作業は大変です。しかしなつ菜は暑さ、乾燥に強く、害虫も付きにくいので、栽培しやすくて助かっているとのこと。なつ菜は、20cmほどの大きさで収穫します。毎日すくすくと元気に育ってくれるので、この時期は収穫で大忙しです。祢津さんは「暑くても頑張ってお客様にお届けしなくちゃ!と私も負けじと頑張って作業しちゃいますね(笑)」と話します。
なつ菜栽培で気を付けることは、葉物野菜なので枯れたりしないよう水やりなどに気をつけることと、、堆肥を使い無農薬で栽培するように心がけること。あとは愛情を注ぐこと!
愛情たっぷりのなつ菜は、ト一屋新橋店、Aコープみどり店、にて販売しています。他店では「不断草」「とっちゃな」、「かきな」などの名前で見かけたりするかもしれませんので、ぜひご賞味ください!
なつ菜生産者 祢津恵さん

なつ菜生産者 祢津恵さん

西洋のなつ菜(不断草)は、茎の色が黄色や赤色、オレンジ色といったカラフルな色合いで、スイスチャ―ドと呼ばれています。

西洋のなつ菜(不断草)は、茎の色が黄色や赤色、オレンジ色といったカラフルな色合いで、スイスチャ―ドと呼ばれています。

「なつ菜」の主な取扱店
Aコープ みどり店
住所:酒田市曙丁1丁目1-1
TEL:(0234)26-5620
営業時間:9:30〜21:00

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