庄内食クイズ!
第6問 山の香りがたっぷり♪
磐梯朝日国立公園の大自然の中にある鶴岡市朝日地区行沢(なめさわ)では江戸時代に植栽されたというトチの木があります。収穫したトチの実はある下処理をしないととても苦くて食べることができません。
さて、どのような下処理をするのでしょうか?
- A.塩水にさらす
- B.木灰で煮る
- C.お酢でしめる
答え …… B 木灰で煮る
行沢のとちもち(写真提供:鶴岡市観光物産課)
トチの実はそのまま口に入れると、舌にビリビリとアルカリ性の強烈な刺激があるため、アク抜きをしないと食べることができません。アク抜きの方法としては、流水にさらしたあと天日に干し木灰で煮るという方法が一般的ですが、1週間以上かかるためとても手間がかかります。
アク抜きされたトチの実はお餅やかりんとうなどに加工され、山の香りたっぷりの風味を醸しだします。是非皆さんもご賞味下さい♪