庄内食クイズ!

「食の京都庄内」クイズライブラリー <加工食品・食文化・行事>

第6問  お餅の食べすぎにはコレ!

庄内地方の12月9日といえば『大黒様のお歳夜』で、七福神の一柱、大黒天が年を越す日とされています。その日は黒豆ご飯やハタハタの田楽、納豆汁などを大黒様にお供えしますが、その他にまっか大根と呼ばれる大根もお供えします。
さて、まっか大根とはどのような大根でしょう?
  • A.赤い大根
  • B.二股の大根
  • C.丸い大根


答え …… B 二股の大根

まっか大根
まっか大根とは二股の大根のことで、次のような逸話から大黒様のお歳夜にお供えするようになったと伝えられています。
お餅を食べすぎた大黒様は、お腹が痛くなってしまったそうです。そこで川で大根を洗っていた女中さんに腹痛には大根が効くからわけてもらえないかと頼んだところ、主から大根を数えて渡されているけれど、二股の大根なら片方をもぎ取ってもだいじょうぶでしょう、と大根を渡し、おかげで大黒様は腹痛が治ったそうです。
まっか大根(二股大根)を供え、ハタハタと豆尽くしの料理を食べて、豊作と子孫繁栄を祝うこの文化をいつまでも大切にしていきたいですね♪

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