「食材」庄内のおいしい食材

夏の食材

パプリカ

パプリカ
パプリカは南アメリカ原産のナス科の植物です。レモンに比べてもビタミンCやEなどが豊富です。肉厚で甘味があり、ジューシーな色合いはやみつきになるほど!また、赤・黄・オレンジといったカラフルな色合いが食卓に彩りを与えてくれます。
日本の夏秋産地において、有数の生産者数を誇るのが、山形県北部に位置する遊佐町。肥沃な土地と鳥海山の伏流水で育まれた美味しい食材が採れる産地です。
遊佐町でパプリカが栽培されるようになったきっかけは、今から約10年前、混声合唱団に所属していた農家が姉妹都市ハンガリーのソルノク市へ音楽交流で訪れた際、ハンガリー料理に必ず出てくるパプリカの味に感動。「ぜひ、遊佐町でも栽培したい!」との想いから、自らの畑で栽培をはじめたのがきかっけです。その頃、日本国内でも洋野菜が注目されはじめ、取引先からもパプリカを栽培して欲しいと後押しを受け、平成15年から本格的な栽培がスタートしました。
当時は輸入品中心で、全国的に夏秋栽培の技術がなく、右も左もわからない中での取り組みでしたが、試行錯誤を重ねながら年々栽培面積を増やし、ハウス栽培による長期栽培などに成功しました。また、有機質肥料の使用、防虫ネットを利用した減農薬栽培、町内の畜産農家の堆肥を活用した循環型農業・環境保全型農業、エコファーマーの取得など安心安全なパプリカ栽培に取り組んでいます。
最近では酒田市や三川町でもパプリカが栽培されるようになり、注目を浴びています。また、パプリカの栄養価、色などに注目した商品が数多く開発されており、加工しても風味が損なわれず、パプリカ本来の味を楽しむことができると好評です。
庄内が誇る特産野菜として今後も目が離せません。
パプリカの生ハム巻き(上)、パプリカ入りパン(左)、パプリカの浅漬け(右)

パプリカの生ハム巻き(上)、パプリカ入りパン(左)、パプリカの浅漬け(右)

「パプリカ」の主な取扱店
道の駅 鳥海 ふらっと
住所:遊佐町菅里字菅野308-1
TEL:(0234)71-7222
営業時間:9:0018:00
定休日:元旦

取扱期間:711月
※天候などにより取扱期間が変動する場合がありますので、詳細については取扱店へお問い合わせください。

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